とうもろこし粉で作った主食
じゃがいものスープ
豆と牛肉のトマトソース煮
かぼちゃのタネの粉末と、豚スペアリブの包み焼き
野菜とツナの煮もの
鯛のから揚げ、トマトソース煮
バナナとピーナッツのデザート
煮干しのおつまみ
 


とうもろこし粉で作った主食
 
コンゴ民主共和国では主食に、この料理や日本と同じ白いご飯をよくいただきます。この料理は、日本の米粉で作る団子によく似ています。米粉より胃に軽く、誰にもなじみやすい味わいです。


材料(4人分)
とうもろこしの粉
(粗挽き状)
185g
  とうもろこしの粉
(粉末状)
300g

この料理は冷めると少しかたくなるので、アツアツをいただきましょう。冷めたものは電子レンジで温めるとおいしくいただけます。

 


作り方
1. 粗挽き状のとうもろこしの粉は1カップの水を加えてしばらく浸しておきます。
2. 粉末状のとうもろこしの粉はふるいます。
3. 鍋に水2、1/2カップを入れて熱し、沸とうしたら1を入れてよく混ぜ合わせ、さらに水2カップを用意して、様子をみながら加え、ふたをして少し煮ます。
4. 3の鍋が煮立ったら、2を加え、木ベラでよく混ぜ合わせてねり上げます。

 

じゃがいものスープ
調味料は塩しか使用しませんが、とりの皮でとるスープに驚くほどうま味があります。じゃがいものトロッとした舌ざわりがとてもなめらかな口あたりのよいスープです。


材料(4人分)
とりの皮 100g
  じゃがいも 大2個
  青ねぎ 4本
(約800g)
  セロリ 中1本
  人参 1/2本(約50g)
  小さじ1+少々

 


作り方
1. とりの皮は余分な脂を取りのぞいて細切りにします。
2. じゃがいもは皮をむいて、丸のままゆで、柔らかくなれば水けをきってつぶします。(マッシャーがあれば利用すると便利です。)
3. ねぎは小口切り、セロリは葉とともに5mm角に切り人参は5mm位の角切りにします。
4. 鍋に1と3、水5カップを入れて火にかけ、しばらく煮込みます。
5. 4が柔らかくなれば2のじゃがいもと塩を加えてひと煮し、味をみて塩を少し加えます。

 

豆と牛肉のトマトソース煮
コンゴ民主共和国では“女性はトマトソースがおいしく作れないとお嫁さんになれない”と言われる位、トマトソースを多用します。豆に肉とトマトのうま味がたっぷり染みこんだ、ご飯やとうもろこしで作った主食によく合う健康的な料理です。


材料(4人分)
白い豆
(斗六豆)
100g
牛モモ肉
(かたまり)
220g
ローレル 1枚
玉ねぎ 1/2個
セロリの葉 3〜4枚
ナツメッグ
(ホール)
1/2個
サラダ油  大さじ5
トマトペースト  大さじ2
小さじ1/3+小さじ1/4
豆を一晩漬けおく時、水の量は多くしないこと、翌日鍋の中に水が残らないことがおいしく作るためのポイントです。(豆が吸水し過ぎると煮くずれしやすいからです。)

 

 


作り方
1. 豆は50ccの水を加えて一晩おきます。鍋に豆と水3カップを入れて火にかけ、途中さらに水1カップを足してかためにゆでます。
2. 肉は3cm角に切って1の鍋に加え、ローレルを入れて煮続けます。
3. 玉ねぎは粗みじん切り、セロリの葉はざく切りにしナツメッグはすりおろします。
4. フライパンに油を熱し、3の玉ねぎを入れます。時々混ぜる程度にし、すき透ってきたら3のセロリの葉、ナツメッグ、トマトペーストを入れて炒めます。
5. 2の鍋に4を加え、水1、3/4カップを足して塩を入れ約1時間位煮込み、豆が柔らかくなれば味をみて、塩を加えます。

 

かぼちゃのタネの粉末と豚スペアリブの
包み焼き

日本のどんぶりものと同じように、包み焼きにも肉の包み焼き、魚の包み焼き、野菜の包み焼きと、使用材料別に数種の包み焼きがあります。マッカーサというバナナの葉に似た大きな葉で包んで蒸し焼きにします。


材料(4人分)
かぼちゃのタネ 150g
豚スペアリブ 400g
ナツメッグ(ホール) 1/2個
にんにく 2かけ
セロリの葉 1本分
1、1/2個
小さじ1/2
ローレル 2枚

コンゴ民主共和国のかぼちゃのタネはまっ白なもので包み焼きのでき上がりも白くなります。緑色のタネを使用すると、少し色のついた包み焼きになります。

 

 


作り方
1. かぼちゃのタネはフライパンで煎ってフードプロセッサーにかけ、粉末状にします。
2. スペアリブは3cm位に切り、すりおろしたナツメッグをよく混ぜ合わせます。
3. にんにくはすりおろし、セロリの葉はざく切りにします。
4. 1に卵、3のにんにく、塩を加えてねるようによく混ぜます。
5. 鍋に水2カップを入れて煮立て、4をスプーン1ぱいずつ入れます。3のセロリの葉、ローレルを加えて10分位煮ます。
6. 5を火からおろして、そのままスプーンでつぶし、全体をよく混ぜ合わせてなめらかな状態にし、2のスペアリブを加えてひと混ぜします。
7. ボールにアルミホイルをきっちりしきつめて、6を中心におき、包み込みます。さらにアルミホイルを重ねて包み、口の部分をしっかりとつまんで中の具がでないようにします。
8. 7を170℃のオーブンで1時間焼きます。

 

野菜とツナの煮もの
多種類のお野菜とツナフィッシュをじっくり煮込んだ、健康的な野菜料理です。熱い国コンゴ民主共和国では、食べものをナマでいただく習慣はなく、野菜でもこの料理のように長時間煮込みます。調理法にもお国柄がうかがえます。


材料(4人分)
ほうれん草 3束
なす 2本
  ピーマン 2個
  トマト 2個
青ねぎ 5本
まぐろの油漬け 100g
  サラダ油 大さじ2
  小さじ1/2
 

 


作り方
1. ほうれん草は2cm位のざく切りにします。鍋に入れて水1、1/4カップを加え、10分位ゆでてザルに取ります。
2. なすは皮をむいてタテ半分に切り、ピーマンは輪切り、トマトは半月切り、ねぎは小口切りにします。
3. まぐろの油漬けは油大さじ1を取って、身は細かくほぐします。
4. 鍋にサラダ油を熱し、2のねぎ、ピーマン、トマトを入れて5分位ふたをして煮ます。3のまぐろの身と油を入れさらに煮ます。
5. 4の鍋に2のなす、1のほうれん草、水1カップ、塩を加えます。
6. 5を1時間煮込み、煮汁が野菜のヒタヒタ位になれば味をみて、塩で整えて火を止めます。

 

鯛のから揚げ、トマトソース煮
カラッと揚げた鯛をトマトソースで煮込んだ、さっぱりとしたメインディッシュです。鯛は日本とちがってコンゴ民主共和国では安価な魚のうちに入り、したがってよく食卓に登場します。大きい鯛は同様に調理し、切り分けていただきます。


材料(4人分)
4尾
  小さじ1/2
  サラダ油 大さじ6
玉ねぎ 1/2個
セロリの葉 1本分
トマト 1個
にんにく 1かけ
ナツメッグ
(ホール)
1個
トマトペースト 大さじ1
ローレル 1枚
小さじ1/2

鯛のヒレはとてもかたいので注意しながら切り取ります。料理ばさみを利用すると簡単に切ることができます。

 


作り方
1. 鯛はウロコ、内臓を取り、背ビレ、胸ビレ、尾ビレ、全部切り取って、腹に切れ目を入れ、軽く塩をします。
2. フライパンに油を熱し、1の鯛の水けをふいて入れ、両面カラッとするまで揚げて油を切ります。
3. 玉ねぎは粗みじん切り、セロリの葉はざく切り、トマトは半月切りにします。
4. にんにく、ナツメッグはすりおろします。
5. 底の広い鍋に2の油大さじ2を入れて熱し、3、4とトマトペーストを入れて炒めます。
6. 5の鍋に水1/2カップとローレル、塩を入れて煮ます。
7. 6に2の鯛をもどし入れ、水3/4カップ位足して、しばらく煮込みます。
8. 大きめの皿に7の鯛を並べソースを上にかけます。

 


バナナとピーナッツのデザート
煎って薄皮を取ったピーナッツを先に口に入れ、かみながらバナナをいただく、楽しいいただき方のデザートです。ピーナッツとバナナの味がミックスされて納得のあるおいしさです。


材料(4人分)
バナナ 4本
  レモン 1/2個
  ピーナッツ
(薄皮つき、ローストしたもの)
100g

 


作り方
1. バナナは皮つきのまま両端を切り落とし、切り口にレモン汁をつけます。
2. 皿に1のバナナ、ピーナッツを盛ります。

 

煮干しのおつまみ
カルシウムたっぷりの煮干しを使った健康的なおつまみで、ビールといっしょにいただきます。ぴりっとしたチリペッパーが煮干しのクセを取り、うま味を引き立てます。日本でも昔から馴染んできた煮干しですが、調理法が変わると新鮮に感じられます。


材料(4人分)
煮干し
(だしじゃこ)
200g
  にんにく 1かけ
  小さじ1/2
サラダ油 大さじ4
チリパウダー(又は一味とうがらし) 適量

 


作り方
1. 煮干しはボールに入れ、水2カップを加えてしばらくおき、柔らかくなれば頭と内臓を取り除きます。
2. にんにくはすりおろします。
3. 鍋に1と漬け汁、2と塩を加えて火にかけ、煮汁がなくなるまで煮ます。
4. 3にサラダ油を加えながら炒め、焦げつきそうになればサラダ油を少し足して炒めます。
5. 4を皿に盛り、チリパウダーは好みでいただく時にかけます。

 


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