グリーンスープ
たらとポテトの蒸し焼き
アレンテジャーナ風豚肉とあさりのトマト煮
ポルトガル風トマトサラダ
デザート・卵黄の糖衣
おまけ(残った卵白でメレンゲ作り)
 
ポルト酒とマデイラ酒


グリーンスープ
 
ミーニョ地方(北部)からポルトガル全土に広まったスープです。
ちりめんキャベツとじゃがいもの組み合せに、スパイスのきいたソーセージ。ポルトガルの大地の香りがただよってきます。


材料(6人分)
ちりめんキャベツ 250g
  じゃがいも 中6コ(約450g)
  ポルトガルのソーセージ 120g
  6カップ
オリーブ油 大さじ1
  小さじ1
黒こしょう 適量

じゃがいもはよく煮た方が手早くピューレ状になります。
ちりめんキャベツの代わりに、キャベツの緑色の濃いところを使っても作れます。
ポルトガルのソーセージは手に入りにくいので、スパイスのきいたソーセージやロースハムなどで代用します。

 


作り方
1. じゃがいもは皮をむいて0.5cm厚さの輪切りにします。
2. 鍋に1、水6カップ、塩を加えて煮くずれする位まで煮ます。
3. 2のじゃがいもを取り出して、ピューレ状につぶし、煮汁にもどします。
4. ちりめんキャベツは、葉の部分のみ3cm長さのせん切りにします。
5. ソーセージは、水から15分位ゆでて水気をきり、0.5cm厚さの輪切りにします。
6. 3を沸騰させて、オリーブ油、黒こしょう、4を加えて3〜4分煮ます。
7. 6に5を加えて1〜2分位煮ます。

 

たらとポテトの蒸し焼き
1000種類も調理法があるといわれているたら料理。
各家庭で先祖伝来のご自慢の調理法がある中で、”たら売りのゴメスさん風”と名付けられたものです。


材料(6人分)
干しだら 600g
  じゃがいも(メークィン) 中6コ(約450g)
玉ねぎ 中4コ(約800g)
にんにく(みじん切り) 大さじ1かけ分
  オリーブ油 1、1/4カップ
黒オリーブ(種なし) 12コ
  卵(固ゆで) 2コ
  パセリ(みじん切り) 少々
  小さじ1、1/2
  黒こしょう・白こしょう混合 適量

干しだらをゆでた時、ゆで汁の塩味が濃い場合には、一度水を取りかえて塩抜きします。
味付けの塩加減は、この塩の抜き具合でちがいますから、注意しましょう。
塩漬けのオリーブの場合は、2〜3分熱湯でゆでて、塩抜きをしてから使います。
熱いうちにおすすめする工夫も大切なポイントです。

 


作り方
1. 干しだらは、一晩水に漬けてもどします。(途中3〜4回水をかえます。)
2. 鍋にたっぷりの水と1を入れて強火にかけ、沸とうしたら火を弱めて柔らかくなるまで煮ます。
3. 2の水気をきり、骨を取り除き、身を細かくほぐします。
4. じゃがいもは皮付きのまま、塩少々を加えてゆで、皮をむいて1cm厚さの輪切りにします。
5. 玉ねぎは薄い輪切りにします。
6. 鍋にオリーブ油を熱し、にんにくが少し色づくまで炒め、5を加えてすきとおるまでさらに炒め、塩、こしょうをします。
7. 6に4、3を順に加えて、全体がきゅっとしまった状態になるまで炒め、塩、こしょうで味を整えます。
8. 耐熱容器に7を入れ、アルミホイルをかぶせて200℃に熱したオーブンで10分焼き、アルミホイルを取ってさらに焼き色がつくまで10分位焼きます。
9. 8にゆで卵の輪切りと黒オリーブを飾り、パセリを散らします。

 

アレンテジャーナ風豚肉と
あさりのトマト煮

キリスト教徒である証として作られた料理が、今ではバイショ・アレンテージョ地方の名物料理になりました。


材料(6人分)
豚肉(赤身) 700g
あさり 500g
玉ねぎ 大1コ(約300g)
トマト(水煮ホール缶) 1缶(400g)
赤ピーマン(肉厚) 大1コ
にんにく(みじん切り) 1かけ
赤唐辛子(乾) 1/3本
コリアンダー(生) 適量
レモン 1コ
サラダ油(またはラード) 大さじ2
オリーブ油 大さじ2
小さじ1弱
黒こしょう 適量
砂糖 小さじ1/2

A
<漬け汁>
白ワイン(辛口)

2/3カップ
A パプリカ(粉末) 大さじ1
A にんにく(みじん切り) 2かけ
A 月桂樹の葉 1枚
A クローブ 2本
A 小さじ1/2
A 黒こしょう 適量

仕上がりはあまり汁気がないものです。火加減に注意して豚肉にはしっかり火を通し、あさりはあまり煮すぎないように。
ご飯またはゆでたじゃがいもと一緒にいただくと、お味がひき立ってより一層おいしくいただけます。

 


作り方
1. 豚肉は3cm角に切り、Aの漬け汁に一晩漬け込みます。(時々返しながら)
2. 玉ねぎは、薄い輪切りにします。
3. 赤ピーマンはヘタと種を取り除き、縦に1cm幅に細長く切ります。
4. 1を肉と漬け汁に分け、クローブと月桂樹の葉を取り除きます。
5. 鍋にサラダ油を熱し、中火で4の肉を焼き、焼き色がついたら取り出します。
6. 5の鍋にオリーブ油を加え、にんにく、2、3の順に炒めて、塩、こしょう、トマトの水煮(汁ごと)、砂糖、赤唐辛子、4の漬け汁を加えて煮ます。
7. 6が煮立ったら5の肉をもどして、15分位ふたをしないで弱火で煮詰めます。
8. 7によく洗ったあさりを加え、ふたをして強火で10分弱煮て、塩、こしょうで味を調えます。
9. 8を器に盛り、レモンのくし形に切ったものを飾り、コリアンダーの葉を散らします。

 

ポルトガル風トマトサラダ
レモン汁は絞りたて、黒こしょうはひきたて、塩はあら塩という、強い風味のハーモニーでいただくサラダです。


材料(6人分)
トマト 大1コ
ピーマン 大1コ
  赤玉ねぎ 大1コ
  レタス 1玉
クレソン 1束
  黒オリーブ(種なし) 2コ
レモン汁(絞りたて) 1/3カップ
オリーブ油 1/3カップ
塩(あら塩) 小さじ1
  黒こしょう(ひきたて) 適量
 

 


作り方
1. トマト、ピーマン、赤玉ねぎは薄い輪切りにします。
2. レタス、クレソンは一口大にちぎります。
3. レモン汁、オリーブ油を泡立て器でよく混ぜ、塩、こしょうで味を整えます。
4. 2を3のドレッシングで和えて器に盛り、その上に@と黒オリーブを飾ります。

 

デザート・卵黄の糖衣
食事の最後に、ほんの少しでも甘い物があるとほっとします。これだけをデザート皿に入れて、デザートとしてすすめたり、またカステラの上にかけていただいたりします。


材料
卵黄 10コ
  砂糖 1、1/2カップ
  1/2カップ

火加減が強いと卵黄が固まってしまうので注意しましょう。

 


作り方
1. 鍋に砂糖と水を入れ、中火にかけて砂糖が溶けるまで煮立たせ、透明のシロップができたら室温まで冷まします。
2. ボールに卵黄を入れ、レモン色になるまで泡立て器でよく混ぜます。
3. 2に1を少しずつ注ぎ入れ、鍋にうつして極々弱火にかけ、たえず木ベラで混ぜながら、とろみがつくまで約10分位煮ます。
4. 3を室温まで冷まします。

 


(卵白の応用)メレンゲ
卵黄の糖衣で残った卵白を使ってポルトガル風メレンゲを作ってみましょう。


材料(6ダース分)
卵白 4コ分
砂糖 1カップ
  バニラエッセンス 少々
 
 
 
 

 


作り方
1. 水気と油気を完全に拭いたボールに卵白を入れ、砂糖の1/3量を加えて泡立てます。
2. 1が白く泡立ってきたら、砂糖の1/3量を加えながら泡立て続けます。
3. 2が角が立つくらいまで泡立ったら、残りの砂糖とバニラエッセンスを加えてさらに泡立てます。
4. 天板にオーブンシートを敷き、スプーンで3をすくい適当な間隔をあけて並べます。
5. 80〜100℃に温めたオーブンで、1時間位乾燥焼きにします。

 


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