ココナッツミルク入り、とり肉のスープ
いかの唐辛子いため
はるさめのサラダ
かぼちゃのココナッツミルク煮
 
タイ料理に必要な基本の四大調味料


ココナッツミルク入り、とり肉のスープ
 
辛くて酸っぱく、ハーブ類の香りが効いたスープです。
作り方は「トム・ヤム」と同様ですが、このスープにはココナッツミルクが入っているのでコクがあり、辛さの中にも甘みを感じます。


材料(4〜6人分)
とりモモ肉 300g
  しめじ 3パック
  カー(しょうがに似た根菜) 50g
  タックライ(レモングラス) 2本
バイ・マックルー(こぶみかんの葉) 4〜5枚
  赤唐辛子(生・3cm位のもの) 5本
レモン汁 大さじ2
パクチー(香菜) 適量
ココナッツミルク(缶) 400ml
1、1/2カップ
ナム・プラー(魚醤油) 大さじ1、1/2
砂糖 小さじ1
小さじ1/3

ココナッツミルクが苦手な方は、ココナッツミルクの量を減らして代わりに牛乳を使用しましょう。
タイでは、カーやタックライはスープに入れたままで一緒にいただきます。

 


作り方
1. とり肉は余分な脂を除いて食べやすい大きさに切ります。しめじは石づきを取って小房に分けます。
2. カーは1mm位のうす切りにし、水にさらしてアク抜きをします。
3. タックライは根の方から斜めうす切りにします。バイ・マックルーは手で1枚を3〜4つ位にちぎります。
4. 赤唐辛子は包丁で軽くたたいておきます。
5. 鍋にAを入れてよくかき混ぜて煮立てます。
6. 5に水けを切った2のカーと3を入れます。香りが出たら1のとり肉を加えてしばらく煮、Bを加えます。
7. 6にしめじと4の赤唐辛子を加えて材料に火がとおるまで煮ます。
8. 7の火を止めてレモン汁を加え、刻んだパクチーを散らします。

 

いかの唐辛子いため
海の幸の豊富なタイでは、シーフードを使った料理が沢山あります。小魚から作る独特の醤油といかの旨味、ピリッとした唐辛子の刺激味が絶妙のハーモニーで食欲をそそります。


材料(4〜6人分)
するめいか 3ばい(約1kg)
  三度豆 150g
ゆでたけのこ 130g
赤ピーマン(肉のうすいもの) 5個
  にんにく 1/2かけ
サラダ油 大さじ5
  ナム・ピッケン・ペッ(唐辛子みそ) 大さじ1
ナム・プラー(魚醤油) 大さじ2
砂糖 大さじ1
 

ここでは味のよいするめいかを使いましたが、甲いかやもんごいかを使用してもよく、仕上がりの色が白いので緑や赤の野菜とのコントラストはよりきれいです。

 


作り方
1. いかは、足と内臓を抜いてえんぺらを取り、胴は開いて5cm幅に切ります。皮のない内側の方に飾り包丁を入れて3cm幅に切ります。足・えんぺらも3cm位のぶつ切りにします。
2. 三度豆は両端を切って、3cm長さの斜め切りにし、たけのこはうす切り、赤ピーマンは種を取って縦にせん切り、にんにくはみじん切りにします。
3. 中華鍋に油を熱し、2のにんにくを炒めて香りを出し、1のいかを入れて炒めます。
4. 3にナム・ピッケン・ペッを加えて更に炒めます。
5. 4に2の三度豆・たけのこを加えて炒め合わせ、Aを入れて味を整えます。
6. 5に2の赤ピーマンを加えて全体に味をからめるように炒めます。

 

はるさめのサラダ
のどごしのよいはるさめにえびと豚肉のおいしさをミックスした代表的なサラダです。酸みと辛みのきいた味は酒の肴としてもよく合います。


材料(4〜6人分)
緑豆はるさめ 50g
サラダ油 小さじ1
豚モモ肉(うす切り) 150g
えび(中) 100g
セロリ 1/2本
玉ねぎ 中1/2個
きゅうり 1本
人参 1/3本
粉唐辛子 大さじ1/2
ナム・プラー(魚醤油) 大さじ1
小さじ1/3
砂糖 小さじ1
レモン汁 大さじ1
ナム・プラー(魚醤油) 大さじ1
少々
砂糖 小さじ1
レモン汁 大さじ1
トマト 中2個
サニーレタス 2〜3枚
パクチー(香菜)又は青ねぎ 2本

野菜を加えて長くおくと水分が出て水っぽい味になります。あらかじめはるさめや肉に味をなじませてから加えるようにします。
粉唐辛子はタイ産がなければ、一味唐辛子を代用します。

 


作り方
1. はるさめは水に10分位もどしてからゆで、水けを切ってボールに入れサラダ油をまぶします。
2. 豚肉は細切りにし、熱湯に入れてほぐしながらゆで火を通して水けを切ります。
3. えびは殻を取り、尾のかたい所を切り取って縦半分に切り、背ワタを除いて熱湯でサッとゆでます。
4. セロリは斜めうす切り、玉ねぎは縦2つに切ってうす切り、きゅうりと人参はせん切りにします。
5. 1に2と3を入れてAと粉唐辛子を加え、混ぜ合わせて味をなじませます。
6. 5に4の野菜を加えて混ぜ合わせ、Bを加えて味を整えます。
7. トマトは好みに切ってサニーレタスとともに皿に盛ります。
8. 7に6を盛ってパクチーの葉又は刻みねぎを散らします。

 

かぼちゃのココナッツミルク煮
ココナッツミルクとかぼちゃの甘みがよく合ったデザートで、辛みのある料理をいただいた後にぴったりです。


材料(4〜6人分)
かぼちゃ 500g
ココナッツミルク(缶) 400ml
  2/3カップ
グラニュー糖 100g
小さじ1/2
 
 
 

かぼちゃはすぐに火が通って煮くずれします。ココナッツミルクを煮立ててから加え、柔らかくなればすぐに火を止めます。
かぼちゃの他、バナナ、さつまいも、とうもろこしなどでも作ります。

 


作り方
1. かぼちゃは種を取ってところどころ皮をむき、1cm厚さの一口大に切ります。
2. 鍋にココナッツミルクと湯を入れて煮立てます。
3. 2にかぼちゃを加えて煮、Aも加えてかぼちゃが柔らかくなるまで弱火で煮ます。

 



タイ料理に必要な基本の四大調味料
1. 魚から作る醤油・・・ナム・プラー
日本の味噌や醤油のように、もとは各家庭で作る調味料でした。川で取れた小魚をカメの中に塩とともに漬け込み、塩と太陽の熱で熟成され汁状になったもので、汁物、炒め物、焼き物、あえ物など、ほとんどの料理の味のベースになっています。今では工場生産のものが多く出まわっています。

2. 酸っぱい味・・・マナオ
日本ではライムと称されています。レモンを代用したりしますがタイ料理にはふんだんに使われ、欠かすことのできないものです。様々な素材を使ったヤム類(辛くて酸っぱいサラダ)やトム・ヤム(辛くて酸っぱいスープ)にはたっぷりの絞り汁を、またカオ・パッ(ト)タイ(焼き飯)やパッ(ト)タイ(焼きそば)にも必ずスライスしたものを皿に添えます。

3. 辛い味・・・プリック
唐辛子のこと。赤や緑、黄と色も鮮やかで、大・小様々、味も激辛のものからマイルドなものまで種類は多い。クロックというすり鉢ですりつぶしたり、手でちぎったり、直火でローストしたり、水でもどしたり、料理によって色々と変化させて使っています。

4. 料理の引き立て役・・・パクチー
英名はコリアンダー、チャイニーズパセリ、中国名は香菜(シャンツアイ)のこと。タイ料理では新鮮な葉先や味がよく出る根元を使います。スープには根元をそのまま漬け込みタレにはすりおろして使い、葉先は炒め物、揚げ物、あえ物、麺やおかゆに使って料理の引き立て役としてなくてはならないものです。

この他、甘みのある酸っぱさをだすマッカム(英名タマリンド)・しょうがに似たカー・レモンの香りがするタックライ(レモングラス)やえびから作る味噌カピ、スープやお菓子に欠かせないココナッツミルクなどがタイ料理を作るのに重要な役割をしています。

ダイヤモンド社「旅のグルメ・タイ編」より

 



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