知っておきたい食事の知識
訪問とおもてなし

訪問とおもてなし(お茶とお菓子)
 
◆訪問中にお茶やお菓子が出されたら

せっかく用意してくださったら、遠慮するのはかえって失礼にあたります。また、おしゃべりに夢中になって、なかなか手をつけないのもマナー違反。もてなしを受けたら、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにいただきましょう。

◇コーヒー、紅茶

砂糖がシュガーポットで出されたら、角砂糖をトングで挟み、そのままカップに落とすのはマナー違反です。トングにしずくがかかったり、テーブルを汚すことにもなりかねません。角砂糖は、いったん自分のスプーンの上に取り、スプーンごと静かにカップにいれましょう。
砂糖、ミルクを入れたら、左手でカップを押さえ、右手で静かにスプーンを回します。そしてカップのまん中でさっと垂直に引き上げると、スプーンからしずくがたれません。使ったスプーンはカップの向こう側に置きます。
飲むときは、右手で把手を持ち、カップだけを持ち上げます。応接間で、ソファーがテーブルから離れているときは、ソーサーごとひざの上に置き、飲む時は胸元まで上げるようにします。

◇日本茶

抹茶の場合は、お菓子を食べ終えてからお茶をいただきますが、それ以外の日本茶は、まずお茶の香りを味わってからお菓子をいただきます。
右手で茶碗を取り、左手の上にのせて上品にいただきましょう。
和菓子は陶器なら菓子器にのせたまま、塗りの器なら懐紙にお菓子を取り、その上で切り分けるのが正式な方法です。これは、器を傷つけないための心遣いなので、懐紙がなければティッシュを使うか、手で割って食べてもかまいません。



◆お茶をお出しするとき

お菓子とお茶はお盆にのせて運び、洋室ならいったんサイドテーブルの上に、和室なら畳の上に置き、まずお菓子からお出しするのが正式です。洋菓子、和菓子いずれの場合でも、お客さまから見てお菓子が左、お茶が右が正しい位置です。
お出しするときは、左手を軽く添えて、目上の方から順に出していきます。



◆ケーキを用意したら、お土産にケーキをいただいた…こんな時どうする?

本来なら自分で用意したお菓子をお出ししますが、「ダブってしまって迷惑なのでは…」とお客様に気を遣わせないように、いただいたものをお出しするほうがスマートです。
その際は、家族にいただいたことを伝えながら、「いただいた物で失礼ですが、とてもおいしそうなので」と言ってお出しすれば、お客様にも喜んでいただけるはずです。
 

 

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