会席料理
会席料理(ご飯、止め椀、香の物、果物)
◇ご飯・止め椀・香の物
宴のための会席料理では、ご飯と止め椀、香の物は最後に出されます。お酒はご飯がでるまでの間に飲む物ですから、ご飯が出てきたら、お酒はやめるのがマナーです。
配膳は、ご飯が左、止め椀(みそ汁)は右側、そして中央の奥に香の物が置かれます。
まず止め椀のふたから取ります。これを折敷の右側に出し、裏返しに置きます。次にご飯のふたを取ります。ふたは裏返しにして、折敷の左側に出します。両方のふたをとってからいただきますが、はじめに口をつけるのは、汁椀のほうとされています。止め椀は赤だしの味噌汁が多く、味噌が沈んでいることが多いので、これを箸で軽くかき混ぜる、と同時に乾いた箸先にご飯つぶがつかないように箸先を湿らします。
香の物と汁とご飯は、交互に食べるようにしましょう。ご飯の上に香の物をのせて食べるのは、あまりよい習慣ではないので慎みましょう。
ご飯はおかわりをしてもかまいません。おかわりの際には、茶碗にご飯を一口分残しておくのが正式な作法ですが、最近はそれほど気にしなくてもよいようです。それよりも、おかわりは差し出されたお盆の上に両手で茶碗を持ってのせる、待つ間は箸を置く、受け取るときも両手で添えるなど、基本的なことに注意しましょう。
食べ終わったら、ご飯と汁のふたをもとのとおりにとじておきます。
◇果物(水菓子)
日本では果物は菓子として扱われてきた関係で献立では果物のことを水菓子と書くこともあります。
メロンやすいかのように皮が残るものは、食べた面を手前に向けて皮を立てておきます。そして懐紙を口元に持っていき、その中に種を出し、食べ終えたらそのまま懐紙にまるめて皿の上に置いておきます。
みかんなどの皮をむいて食べるものは、食べ終ったあとが見苦しくならないように、種や房の食べ残しは皮の中に包んで、むいたほうを下にして伏せておきます。
メロンは種をまとめ皮を倒しておきます。
みかんの袋などは皮をつつんでおきます。
参考文献:テーブルマナーの本[日本料理](社)日本観光協会 編著
参考文献:初めてのテーブルマナー 主婦と生活者
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