知っておきたい食事の知識
飲茶

飲茶
 
◆飲茶

飲茶とは、そもそも広東料理の一部で、点心類を食べながらお茶を飲むことです。点心は、小皿に盛られた軽い単品料理で、塩味中心の鹹點(シエンデイエン)と、甘味中心のデザート甜點(テイエンデイエン)があります。
 塩味の点心でポピュラーなものは、餃子やシュウマイ、春巻きなどです。日本では、お惣菜ですが、これらは、本場では、スナック扱いです。 甘味の点心では、タルトや蒸しカステラ、杏仁豆腐、ごま団子などです。
それ以外にも、おかゆや麺類が出されることもあります。
 お茶は、消化を促す作用があるジャスミン茶、ウーロン茶、プーアル茶などで、油っぽい料理も胃にもたれません。
 飲茶を食べるときには、マナーというほどのことはありませんが、上手に注文して、おいしくたくさんの種類を食べたいものです。食べる順序は、あっさりしたものから、こってりしたものへ、最後にデザートが基本です。素材も豊富で、調理法も、蒸す、焼く、揚げる、炒めるなどさまざまです。冷たいもの、温かいもの、あっさりしたもの、こってりしたもの、辛いもの、甘いものなど、おいしくたくさんの種類の料理を食べたいものです。


◆中国茶の豆知識

さっぱりした味の中国茶は、脂っこい料理には、ぴったりです。『発酵度』の違いにより、以下のように分類されます。中国茶は、本当にたくさんの種類があります。味も、香りも様々なものがあり、リラクゼーション効果が期待できるとも言われています。いろいろ試して自分にあったお茶を探してみてはいかがでしょうか。

青 茶(チンチャ )
半発酵
ウーロン茶や鉄観音茶がこれにあたります。半発酵とは言っても発酵の度合いは、15〜70%と幅広く、香り・味など様々な種類があります。食後の油っぽさをとり、頭をすっきりさる作用があります。
白 茶(パイチャ )
弱発酵
福建省が主な産地。茶葉に白いうぶ毛があり、自然乾燥させて軽く発酵させた弱発酵茶。お茶の色は薄く、さっぱりさわやかな味です。
黄 茶(ファンチャ)
弱後発酵
緑茶の製造工程に、中国独特の黄悶と呼ばれる製法で、わずかな後発酵をさせたお茶。生産量が大変少ない高級茶で、日本への輸入も少ない貴重なお茶。お湯の中で動く葉が大変美しく、ガラス器などに入れて楽しむこともできます。
緑 茶(ルーチャ )
不発酵
摘んだ葉にすぐに熱を加えて葉の発酵を止める不発酵茶。日本の緑茶と同じ不発酵茶です。日本茶は蒸して発酵を止めますが、中国茶は釜炒りされます。カテコール、ビタミンCなどが豊富でフラボノイドで口臭をおさえる効果が高いと言われています。香ばしくさっぱりとした味です。
黒 茶(ヘイチャ )
後発酵
緑茶に菌を加えて発酵させた後発酵茶。プーアール茶がこれにあたります。癖が強く、時間と共にまろやかさが増すため、最低で1〜2年、更には50年物、100年物といったお茶もあるようです。脂肪分解力が高く、ダイエット茶で有名。口がすっきりするので、油料理の後よく飲まれます。
紅 茶(ホンチャ )
完全発酵
茶葉を高温で放置し完全に発酵させたお茶。発酵茶特有の香りと風味があります。紅茶が最初に生産されたのは16世紀福建省です。中国のキーマン、インドのダージリン、セイロンのウバが世界3大銘茶と呼ばれています。
花 茶(ホアチャ ) 緑茶や青茶に花の香りをつけたものです。バラやクチナシ、キンモクセイなど、いろいろな種類の花茶がありますが、日本で最もポピュラーなのは、ジャスミンの香りをつけた「茉莉花茶」。脂っこい料理の後に飲むとさっぱりとします。
 

 

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